Design Stock

デザインのアレコレ

  1. HOME
  2. 文字の色決め役立つ!知っておきたい色の作用と色選びのコツ

文字の色決め役立つ!知っておきたい色の作用と色選びのコツ

ども。一応フリーでデザイナーやってます、TAKAです。

ここしばらくはチラシや名刺など印刷物のデザインを制作しているのですが、最近困っていることがあります。

それはタイトルや本文の文字色を決めることです。

読み手がパッとみて目に飛び込んでほしい重要な情報(キャンペーン価格)を強調しよう!

と思って黄色にしてみると、

「あれ、、なんだか見辛いぞ。」

みたいなことが頻繁に起こります。

すると、今日で制作を終わらせるぞー!って意気込んで始めたにもかかわらず、気がついたら色決めで一日の大半を費やしちゃったり。。

ってことで、今日は文字の色決めに役立つ知識と色選びのコツについて勉強したことをまとめてみたいと思います!

 

色の作用

色には読み手に影響を与える様々な作用があります。

今回は数ある作用の中から、デザイン制作で役立つものに絞ってご紹介したいと思います。

進出色と後退色

f:id:mtk-hcwj:20180213223905j:plain

色の面積が同じでも、色が違うだけで出っ張って見えたり、へこんで見えたりします。

上の図では、暖色系の色で手前に出っ張って見え、寒色系の色ではへこんで見えると思います。

このことから暖色系の色は「進出色」、寒色系の色は「後退色」と言われています。

膨張色と収縮色

f:id:mtk-hcwj:20180213224614j:plain

文字色と背景色の組み合わせによっては、文字が膨張したり、収縮したりします。

上の図の文字はどちらも同じ大きさなのですが、右側の文字の方が大きく見えませんか?

これは目の錯覚によるものなのですが、背景よりも文字色の明度が高いと膨張しているように見え、低いと収縮しているように見えます。

よくファッションの世界では白い服を着ると大きく見え、黒い服を着るとスマートに見えるといわれていますね。

色の印象

f:id:mtk-hcwj:20180213225603j:plain

色の印象は色そのものだけでなく、その周りにある色に影響されます。色も単体ではなく周りとの関係性が大事なんですね。

例えば、上図のように白の背景に赤い文字を載せるとはっきりと見え、力強い印象を受けますが、背景を暗くすると文字が読みづらくなり、力強さがなくなってしまいました。

このように文字の色は周りとの関係性によって印象が大きく変わってしまいます。

f:id:mtk-hcwj:20180213230033j:plain

また、「色の面積」によっても色の印象は大きく変わります。上図のように同じ赤色でも面積が大きい左側の方が面積の小さい右側よりも力強い印象を受けます。

この考え方を応用すると、重要度の高い文字を強調したいときは文字のウェイトを太くしたり文字そのものを大きくしたりすることで、読み手が受ける印象を変えることができます。

色選びのコツ

さて、実際にデザインをするときは文字の色をどのようにして決めたらいいのでしょうか?

今回は色選びに役立つ3つのコツについて紹介したいと思います!

言葉そのもの

f:id:mtk-hcwj:20180213231118j:plain

まずは「言葉」です。

掲載する言葉(メッセージ)そのものから色をイメージして使う色を決めます。

例えばタイトルに「寒い」や「冬」といった文字が含まれている場合は、これらの文字から連想される寒色系の色を使用します。

上図のように、言葉から受けるイメージとはあまり関連性のない暖色系の色を設定するとどこか違和感があります。

方向性

次に、コンセプトやターゲットの「方向性」から色を連想して使う色を決めます。

例えば、「肌や環境にやさしい」というコンセプトであれば、自然風景を連想させる緑色や茶色などを設定することが考えられます。

素材

f:id:mtk-hcwj:20180213233350j:plain

最後に、デザインに含まれる写真やイラストなどの「素材」から色を決める方法です。

上図では森の深緑をタイトルにも使用し、紙面の統一感を保ちながら安らかでナチュラルな雰囲気を醸し出しています。

他にも青空の写真を使用する場合は、空の青や雲の白をタイトルなどの文字色に設定するなど、デザインを構成する様々な素材から配色を考えてみてください。

最後に

今日はデザイン制作でよく悩む文字色の決め方を色の作用を交えて解説しました!

配色は奥が深いので、今回紹介した方法だけではなかなか決まらない場合も多いと思いますが、悩んだら一度試してみるのもいいと思います。

上で説明した通り、色は周囲の色との関係性で印象が決まってくるので、理論や方法だけに頼らず、実際に様々な色を配置してみて俯瞰することが大切です!

僕も色についてはまだまだわからないことがたくさんあるので、これからも勉強したことを記事にして紹介したいと思います。

今日はここまで

バイバーイ