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「裁ち落とし配置」をマスターしてイメージを上手くコントロールしよう

レイアウト技法の一つに「裁ち落とし配置」があります。

基本的にレイアウトではあらかじめ決めた版面内に要素を配置しますが、あえて要素を版面外に置き、裁ち落とすという方法もあります。

今日は裁ち落とし配置とは何か、それによってどんな効果が得られるのか、例を使って説明したいと思います!

裁ち落とし配置って?

裁ち落とし配置とは、写真や図版などを版面内からあえてはみ出るように配置するデザイン技法です。

全ての要素を決められた版面内に置くと、版面の四角形が強調されすぎて窮屈な印象を与えてしまうことがあります。

そうしたときに裁ち落とし配置をすると、空間的な広がりがデザインに生まれ、動的な印象を与えることができます。

下の図をご覧ください。

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上のデザイン例では、上下左右に余白があるため視線が中央に引きつけられます。

安定感があり、時間が止まったような印象を受けますね。

一方下のデザイン例は、写真を裁ち落とし配置にしているため紙面に空間的な広がりが生まれています。

また、過去というよりも時間が進んでいるような印象を受けます。

どんな時に使えばいいの?

裁ち落とし配置にするかどうかは、

  • 被写体を目立たせたいのか?
  • 写真全体の空気感を活かしたいのか?

という2つの基準で判断するのがいいでしょう。

先ほどの例でいうと、富士山そのものを目立たせたい場合は上の図が適しています。

一方、写真の空気感を読み手に感じてもらいたい場合は下の図がいいでしょう。

どちらにするかは表現したい目的によって変わってくるので、デザイナーはクライアントの達成したい目的に沿ってレイアウトを決める必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

裁ち落とし配置にする場合は、ぜひ写真がもつ印象を活かすよう心がけてください。

全ての写真が裁ち落としに向いている訳ではないので、使用する写真を実際に配置してみて、適しているかそうでないか判断するのが良いと思います!

表現したい目的に沿って、使い分けができるようになると良いですね。

ぜひ、今日ご紹介したテクニックを普段の制作で活用してみてください!