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紙面の与える印象を大きく変える「ジャンプ率」って何?

こんばんは。TAKAです。フリーでデザイナーやってます。

最近、チラシのデザイン制作ばっかしているのですが、紙面の使い方で受け取る印象がすごく変わることに気がついたのでメモしておきたいと思います。

読み手の印象を変える方法で有名なのは書体の種類や太さを変えることですよね。

和文には「明朝体」と「ゴシック体」の2種類があります。

細い明朝体を使うと、

「品格」「モダン」といった印象を受けるため、高級感を出したい場合などに有効です。

一方、太いゴシック体を使うと、

「力強い」「安定感」といった印象を与えることができるため、重要な情報に訴求力をもたせたい時などに有効です。

そして、今日は書体の種類や太さ以外の方法で紙面の印象を変える方法をご紹介したいと思います。

それは紙面の「ジャンプ率」です。

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ジャンプ率とは紙面上の「大きい部分」と「小さい部分」の比率のことをいいます。

紙面が読み手に与える印象は、ジャンプ率によって大きく変わります。

ジャンプ率が低いと、静かで落ち着きのある印象になるため、高級感のある紙面を演出できます。

一方、ジャンプ率が高いとセンセーショナルな印象になるため、インパクトがあり紙面に訴求力を持たせることができます。

文字のジャンプ率

文字のジャンプ率とは、「本文のサイズ」に対する「タイトル」「見出し」「キャプション」の大きさの比率です。

優先順位の高いタイトルや見出しなどのジャンプ率を高くすることによって注目を集めることができます。

ジャンプ率を高くすると伝えたい情報をさっと読むだけで探し出すことができます。

文字を大きくするというのは、すごくシンプルな手法ですが、瞬時に情報を伝えることができるため、広告や新聞、雑誌の表紙など様々な媒体で広く用いられています。

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左側の「OPEN」と右側の「SALE」のジャンプ率が高くなっているため、情報の重要度が高いことがわかります。また、紙面を見ただけですぐにそれらの情報を読み取ることができます。

一方、ゆったりとストレスなく読んでほしい紙面の場合は、ジャンプ率を低くします。書籍などは読みやすくするために、文字のジャンプ率はほぼ設定されていません。

また、文字のジャンプ率を低くすると、読み手に「高級感や信頼感」「知的で堅い」印象を与えることができます。

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出典:https://item.rakuten.co.jp/joyous/pmc001/

この写真は結婚式場などで使用されるメニューのデザインです。

ゆったりとした空間に合わせるため、文字のジャンプ率を低く設定しています。

また、紙面から高級感や信頼感といったイメージを受けとることができます。

写真のジャンプ率

チラシだけでなくWebサイトのデザインをする時には多くの場合、複数の写真や図版を扱うことがあります。

それらに優先順位がある場合は、優先度の高い写真を大きく配置することで訴求ポイントを明確にすることができます。

また、読み手の視線は大きい写真に引きつけられるため、視線をコントロールすることも可能になります。

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出典:http://undine-noah.com/4441

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は読み手の印象を変えるのにフォントの種類や配色だけでなく、文字や写真のジャンプ率を変える方法をご紹介しました。

均一な大きさや同じ色だけでデザインしても読み手に伝えたい情報を的確に伝えることはできません。

今回のように紙面にコントラストを加えることによって、より紙面を魅力的にし、読み手にとってわかりやすいデザインにすることができます。

ジャンプ率を変えることは、日頃のデザイン制作でもすぐに実践できる簡単な方法なので、皆さんもぜひ試してみてください!

今日はここまで

バイバーイ