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デザイナーなら知っておきたい有名欧文フォント16

壁画デザイン

今回は僕がフォントの勉強をして、備忘録用にまとめておきたいと思った有名欧文書体の基礎知識を紹介する。
ロゴやバナー作成に携わるデザイナーのフォント選びに役立てれば嬉しい。

 

セリフ体

セリフ体

セリフ(serif)とは文字の端についている飾りのことを指す。
他の書体と比べて可読性が高いのが特徴だ。
紀元前に誕生したローマ帝国の記念碑である「トラヤヌスの碑文」が起源とされている。

 

Garamond

Garamond

16世紀にフランスのタイプフェイスデザイナー、クロード・ギャラモン(Calude Garamond)によって作られた書体。
ルネサンス期当時の文化的な背景を反映した、フランスらしい優雅さと洗練さを持つのが特徴。(個人的にfの形が好き)
かつてAppleやAdobeのメインフォントに使われていた。

 

Palatino

Palatino

1950年にドイツのタイプフェイスデザイナー、ヘルマン・ツァップ(Hermann Zapf)によって作られた書体。
読み方は「パラティーノ」で、16世紀のイタリアの書家に由来するらしい。

 

Times

Times

1932年にイギリスの有名なタイムズ紙が新聞用に開発した書体。
“Times”はLinotype社、”Times New Roman”はMono Type社が作ったもの。
(aの形がカッコいい…)

 

Baskerville

Baskerville

1750年代にイギリスのジョン・バスカヴィル(John Baskerville)によって作られた書体。
当時、Baskervilleは自国イギリスでは受け入れられず、アメリカやフランスで多く使われていたらしい。
伝統や気品さを感じさせるデザインになっている。(細さのバランスが好き)

 

Bodoni

Bodoni

イタリアのジャンバティスタ・ボドニによって作られた書体。
モダン・ローマンを代表する書体で、19世紀から20世紀にかけてイギリスで発展した。その後アメリカにも広く知れ渡ることとなった。

 

Didot

Didot

フランスのフェルミン・ディドによって作られた書体。
こちらもBodoniと同じくモダン・ローマンを代表する書体。
繊細で女性的な雰囲気を醸し出すデザインの特徴から、有名ファッション誌やラグジュアリー系のブランドでよく使用されている。

 

サンセリフ体

サンセリフ体

サンセリフのサン(Sans)とはフランス語で「〜ない」という意味をあらわす。
線の太さに推移がなく、文字の形がどこでも同じ太さになるのが特徴。

 

Helvetica

Helvetica

スイスのタイプフェイスデザイナー、マックス・ミーディンガー(Max A.Miedinger)によって作られた書体。
読み方は「ヘルベチカ」であり、ラテン語で「スイスの」という意味をあらわす。

Appleの創業者、スティーブ・ジョブズがカリグラフィの授業で魅せられた書体でも有名。(のちにMacbookでは標準でインストールされることとなる。)

 

Arial

Arial

AppleのMacに標準でインストールされているHelveticaに対抗するため、Windowsがアレンジして作り出した書体。(諸説あり)

実際Helveticaと比べてみると、とても似ていることがわかる。

 

Futura

Future

1992年にドイツのヤコブ・エアバー教授が作ったGeometric Sans Serifが前身。
それをドイツのパウル・レナーというタイプフェイスデザイナーがアレンジして出来上がった。

読み方は「フューチャー」ではなく「フツラ(フーツラ)」
意味は英語のfutureと同じく「未来」をあらわす。

書体のもっとも基本的な構成要素である円をベースにデザインされており、幾何学的なフォルムが特徴。(スリムな形がオシャレでかっこいい…)

 

Gill Sans

Gill Sans

1930年前後にイギリスのタイプフェイスデザイナー、エリック・ギル(Eric Gill)によって作られた書体。
僕が個人的に一番好きなフォントで、特にtのスパッと切れた切り口がスタイリッシュでかっこいい。

Wikipediaでも使われているらしい。

 

Avenir

Avenir

1998年にスイスのタイプフェイスデザイナー、アドリアン・フルティガー(Adrian Frutiger)によって作られた書体。
Avenirはフランス語で「未来」をあらわす。

futureからインスピレーションを受けてデザインされたらしい。
知的で洗練された印象を受けるのが特徴的だ。(オシャレなカフェのロゴとかにありそう)

 

Optima

optima

Palatinoと同じく、1950年代にドイツのヘルマン・ツァップによって作られた書体。
サンセリフでありながら、セリフのようなわずかな太さの推移を持っているのが特徴。
そのため、デザイン制作で他の書体と組み合わせるのが難しい。

ゴディバやグッチのロゴに使われていることで有名。

 

最後に

僕が好きなアップルのCM